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基礎体温と女性ホルモン ココロとカラダ

皆様こんにちは!東京支社インストラクターの坂本です。

夏本番!!寝苦しい日々が続きますが、そんな日々でも毎朝習慣にしていることは体温を測ること。
起きてすぐ、体を動かさずに体温を測ることで基礎体温がわかります。基礎体温を測ることでのメリットはたくさんあります。

皆様は基礎体温を毎朝測っていますか?

女性のカラダにはリズムがあり、ココロとカラダはホルモンバランスによって大きく左右されます。
そのリズムを知るためには基礎体温をつけることがポイントです!体温を測ることでココロとカラダの状態を知る大きな手掛かりになります。
 
 
 

基礎体温とは

 
カラダが一番安静な状態の時の体温を「基礎体温」といいます。
つまり、寝ているときの体温になりますが、自分では測れないので、朝目覚めて活動する前に測るのが一般的です。

基礎体温を記録することで、妊娠しやすい時期のほか、無排卵の可能性・妊娠の可能性・生理が始まりそうな時期などがわかるようになります。
 
 
 

基礎体温の周期

 
正常な排卵が行われている健康な女性の基礎体温は低温期と高温期の二層になり、それが一定のサイクルで繰り返されます。
 

■月経がはじまってから約2週間の間は体温が下がり、低体温になります。
■2週間たっても体温が上がらず、低体温が続いていたら排卵が起きていない可能性があります。
■排卵されると体温が上昇し、次の月経までの約2週間は高温期になります。
■2週間たっても高温期が続き月経にならなければ、妊娠の可能性があります。

<健康な女性の基礎体温の目安>
・生理周期 25日~38日
・生理期間 3~7日
・低温相  36℃以上
・高温相と低温相の温度差 0.3℃~0.6℃

 
 
 

基礎体温を測ってみよう!

 
基礎体温は、婦人体温計を使って、口で測ります。自分のカラダの状態を知るには、1か月だけでなく、2~3か月は確認してください。
 

<計測のポイント>
1.朝目が覚めたら、体を動かさずに寝たままの状態で検温します。
(あらかじめ枕元に婦人体温計を準備しておきましょう)
2.婦人体温計を舌で押さえ、口を閉じたまま測ります。
(検温中は鼻呼吸を意識しましょう)
 

検温後は、体温を基礎体温表に記録します。
その際に、月経・体調不良・性交日なども記録しておくと、どんなことが体温や体調に影響するのかがわかります。
計測した基礎体温はアプリなどでも管理できるので、自分の使い勝手に合わせて選ぶと良いです。
アプリを使用すると簡単に現在の状態を把握することができたり、基礎体温を入力するだけでグラフ化され、変化が見やすくなります。
排卵推定日や月経開始推定日も表示されるサービスもあります。
 
 
 

基礎体温のリズムとホルモン

 
基礎体温のリズムを作り出しているのが、2つの女性ホルモン。
卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
2種類の女性ホルモンの分泌量は約1か月で変動し、排卵や月経を起こしたり、基礎体温を上下させたりします。
排卵前と排卵後では、女性のカラダの状態は大きく変わります。そのため、通常の生理周期の排卵前後、さらに妊娠で大きく変動する女性ホルモンの関係から妊娠中の心身のケアや心構えができるようになります。
きちんとリズムを知ることで、より自分に自信が持てたりココロに余裕が持てるようになります。
 

<エストロゲンの働き>
1.女性らしいカラダを作り、妊娠に備えて子宮内膜を厚くする
2.自律神経や感情の動き、骨、皮膚、脳の働きに大きく関わる
3.基礎体温を下げる

<エストロゲンの分泌時期>
生理の終わり頃から、排卵前にかけて分泌が多くなり、基礎体温は低温相を示します。
エストロゲンの分泌が多い時期は卵胞期と呼ばれ、比較的カラダもココロもお肌も安定し、体調が良い時期になります。

<プロゲステロンの働き>
1.妊娠を助けるホルモン
2.受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に整え、妊娠を継続させる
3.体内の水分を保持したり、食欲を増進させる
4.基礎体温を上げる

<プロゲステロンの分泌時期>
排卵後から次の生理にかけて分泌され、基礎体温は高温相を示します。
プロゲステロンの分泌が多い時期は黄体期と呼ばれ、人によっては腹痛や腰痛、頭痛が起きたり、むくんだり、精神的に不安定になることでイライラすることもあります。
 
 
 

注意すべき基礎体温のパターン

 

 

1.低体温が続く:無排卵月経の疑い
月経から次の月経までの間、基礎体温の値がほぼ変わらず横ばいで、さらにグラフが低い状態が続く場合は、無排卵月経の疑いがあります。妊娠するための排卵ができていない可能性があり、女性ホルモンの分泌が低下していることが考えられます。

2.高温期が短い:黄体機能不全の疑い
排卵後のプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌期間が短くなっている状態。これは、卵巣の働きが悪くなっていて、妊娠を阻害する原因になります。また、妊娠しても受精卵がうまく育たない可能性があります。

3.M字パターン:黄体機能不全の疑い
高温期に入ったにも関わらず、一時的に基礎体温が下がるパターン。②の高温期が短いパターンと同様に、卵巣の働きが悪くなっている、黄体機能不全の可能性があります。

4.基礎代謝が低い
基礎代謝が低いと、体に熱が作れません。基礎体温を測ると、体温が低すぎる可能性があります。高温期になっても、低めの体温が続いていると、排卵に影響する可能性が考えられます。

5.低体温の可能性
平熱が35℃台であったら、平熱が低い原因を確認することが大切です。心身のストレスや生活環境の影響など、自律神経のバランスが崩れていたり、免疫力が低下している可能性も考えられます。

以上が気を付けたい5つのパターンです。
 

基礎体温を測る上で最も難しいのが継続すること。
1日や2日忘れてしまっても計測を続けることが大切です。
まずは、1か月間、基礎体温を測ることを習慣づけましょう!
 

目には見えない女性のカラダの状態を教えてくれる基礎体温。
ホルモンの分泌量がほぼ変化しない男性に比べて、ひと月に4回【月経・卵胞期・排卵期・黄体期】も女性のカラダは変化が起きます。
できれば男性にも女性のホルモンサイクルを理解し広い心で接してもらえると嬉しいですね。
女性自身もホルモンサイクルを理解することで、不調のケアがしやすくなり、より快適な毎日を過ごせるようになります。

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